2017年4月26日水曜日

2017年度 第3回

担当教員の相澤です。

先週の授業でゼミ生は、自分の読みたい新書を選んで、図書館から借り出しました。今日のゼミでは、3分間を目安に自分が読んだ本を紹介するプレゼンをしてもらいました。

私のゼミは、(1) 読書を通して様々な知識を身につけることと、(2) 自分の知識や意見をうまく他者に伝えることの二つを目的として、活動しています。そのため、ゼミでは毎回、その週に自分が読んだ新書についてのプレゼンを義務づけています。

今日は、各自がプレゼンする前に、まずはプレゼンする側が気をつけるべきことを確認しました。わかりやすくプレゼンするためには、声の大きさ、話す早さ、目線の配り方などに気をつける必要があります。この点に自覚的になるために、今日は各自のプレゼンについて、聴き手の側が内容面と発表の仕方の面からコメントしました。

各自が紹介した本は以下のとおりです。
Dさん:沖田一希『5分で惹きつけるコミュニケーション』、経済法令研究会、2016年
Yさん:麻井宇介、『ワインづくりの思想』 、中公新書、2001年
Rさん:立花京子、『信長と十字架』 、集英社新書、2004年
相澤:宇野重規、『保守主義とはなにか』、中公新書、2016年

話す時に気をつける点を知ってはいても、なかなか実践するのは難しい。私自身、それを改めて実感しました。

2017年4月19日水曜日

2017年度 第2回

担当教員の相澤です。

先週のゼミで、ゼミ生は「発表の仕方」について書かれた本をそれぞれ選んで、図書館から借り出しました。今日のゼミでは、自分が読んだ本について3分間でプレゼンをしてもらいました。

進次郎池のまわりにはベンチが整備されています。
まず、Dさんが福田健『聞く力話す力がたちまち身につく40の技術』(ダイヤモンド社、2013年)を紹介しました。本の中から、話し方、聞き方の注意点を具体的に伝えてくれました

次に、Rさんが山田ズーニー『あなたのはなぜ「通じない」のか』(ちくま文庫、2006年)を紹介しました。共通の話題がない相手と話す際のコツと、自分が話をする際に気をつける点を、自分の経験に即しながら話してくれました。

カモを眺めつつ、お弁当を食べるゼミ生たち。
最後に、Yさんが福澤一吉『議論のレッスン』(NHK生活人新書、2002年)を紹介しました。自分の主張と根拠をつなげる議論が論証であるとした上で、うまく論証するコツを説明してくれました。

来週以後も、毎回プレゼンの時間を設ける予定です。今日、お互いに交換した知識を活かして、上手なプレゼンができるようになることがゼミの目標の一つです。

ゼミ終了後は、進次郎池のベンチでみんなでお昼ご飯を食べました。若葉がきれいなこの季節。東経大のオススメスポットですよ!

2017年4月12日水曜日

2017年度 ゼミ再開!

東京経済大学経営学部教員の相澤です。
二年間のフランス国外研究を経て、2017年よりゼミを再開します。このブログでは、毎週の活動を報告していきます。本年度のゼミ生は、経済学部3年生が1名、経営学部2年生が2名の計3名です。小所帯ですが、活発に発信していきたいと思います。

第一回のゼミでは、
- 相澤からゼミの概要説明
- 発表の聴き方についてレクチャー
- ゼミ生三名がそれぞれ自己紹介、質疑応答
- 図書館レクチャー
を行いました。

それぞれ個性のあるゼミ生が集まってくれました。