2014年9月15日月曜日

大崎上島でのゼミ合宿〜民泊体験5


ゼミ生の高橋です。

9月4日から二泊三日のゼミ合宿に行ってきました。合宿先は広島県の大崎上島という瀬戸内海で行政上最大の離島で、とても景色の綺麗な場所です。ちなみに、大崎上島のすぐ隣には呉市の大崎下島という島があります。

今回のゼミ合宿では、ゼミ生は男女で分かれた二組でそれぞれ別の家庭に民泊でお世話になりました。僕たち男子三人がお世話になった小笠原さん夫婦のお宅は築150年以上もある立派なお宅で、すぐ正面に海がありました。

初日の夕方にお母さんの運転で家に着くと、早速畑で採れたプラムのシャーベットをご馳走になりました。冷たくて甘酸っぱくて、ぜひまた食べたい味でした。

夕食には新鮮な鯛を使ったお刺身、から揚げ、塩焼きや海老のかき揚げ、畑で採れた野菜を使った緑色の豆腐など、新鮮な料理をご馳走していただきました。あまりに沢山だったのでこのときは食べきれず、翌日の朝食にも鯛をお腹いっぱい食べました。

前日からワクワクしてあまり眠れていなかった為か初日の夜は夕食を食べた後、僕はすぐ寝てしまいました。実はこのとき人生で初めて蚊帳を吊って寝る体験もしました。今思うともっと島のことについてなど、ご夫婦にお話をうかがっておけば良かったと少し後悔しています。

翌朝、敷地内にある畑を案内してもらいました。この島名産のミカンをはじめに梨、いちじくや聞き慣れないポーポーという果物など多種多様な作物が育てられていました。ちょうど熟したいちじくとポーポーがあったので採ってもらい食べさせていただきました。ポーポーはもちろんですが、いちじくも食べるのはこれが初めての経験でした。

二日目の夕方には五右衛門風呂を沸かす体験を三人でしました。どうしても体験してみたかったので、わざわざお父さんには沸かすのを待っていてもらいました。僕の先に挑戦した郷野君は火をつけるのに中々苦労していたようでした。

二日目の夕方は夕食にちらし寿司と近所の方の釣ったメバルのから揚げなど、これまたご馳走で三人ともお腹いっぱい食べました。夕食の後は家の近所を散歩してみたり、大正時代にお宅で撮った写真を見せてもらい、その当時小笠原さんでやっていた造船業や郵便業、今も続いているミカン農業のお話も伺えました。

この民泊での二泊はあっという間に過ぎてしまいましたがとても楽しい時間を過ごすことができました!最初は緊張していた僕たちでしたが、ご夫婦の優しさ、温かさに触れられてとてもいい経験になりました。旅館ではなく民泊で本当によかったと思いました。
(高橋)