2014年9月22日月曜日

ゼミ合宿記2 スーパー塾講師に会う!の巻


大崎上島町企画振興課が発行している「大崎上島のカッコいい過ごし方図鑑」に、今回お話を伺う取釜さんは載っている。この冊子は、島の魅力を知るために全国から集まったワークショップ参加者が書いたものだ。お話を聞く前に冊子を読んだのだが、そこには取釜さんについて「スーパー塾講師」、「スーパートリカマン!」と書かれていて、お会いするのがとても楽しみだった。

町役場の会議室で。
取釜さんは、島を出て戻ってきた「Uターン」組だ。島の子供たちへの教育に情熱を注ぎ、学習の支援だけでなく、生徒の「やってみたい。」という気持ちを応援している。「○○がやりたい!」と生徒が提案したとき、まず取釜さんは「企画書」の提出を求めるそうだ。企画書の作成について驚いたが、もっと驚いたのは生徒と講師の距離の近さと塾生同士の仲の良さだった。私も塾に通っていたのだが、そもそも「○○がやってみたい!」と講師に提案することもなく、他の塾生ともそれほど親しくなかったので提案しようとも思わなかった。

 今回お話を聞いて考えたことは「自分のやりたいことは、ほとんど実行できる」ということだ。取釜さんの「ヒッチハイクなど今すぐに挑戦できるのに、なぜやらないのか」という言葉が自分の中に響いた。私は、やりたいと思っていてもなかなか一歩が踏み出せず、「これは本当にやりたいことなのだろうか」と考えてしまい、ぐずぐずと実行できずに終わってしまう。

 お話を聞いてから数日後、次の長期休み(春季)を使ってやりたいことを考えた。その名も「ぶらり、鉄道の旅~待っててね、京都編~」。時間がたっぷりとある学生のうちに、ゆっくりとした旅をしたいと思う。
(秋葉)
*秋葉さんの民泊体験記はこちら