2014年9月14日日曜日

大崎上島でのゼミ合宿〜民泊体験2


ゼミ生の秋葉です!!!!!2泊3日のゼミ合宿について書きたいと思います。

初めての広島県!そして大崎上島!海なし県(山梨県)で育った私にとって、海に囲まれた島での生活は憧れでした。合宿初日、島に向かうフェリーの中、島で過ごす日々にワクワクする一方で、お世話になる民泊の方々と上手くやっていけるだろうか……という不安。今回は、3日間お世話になった民泊体験について書きたいと思います。

民泊でお世話になったのは藤原さん夫妻です。とても良く接していただき、充実した日々を過ごしました。初めての大福づくり(イチヂク大福)や、時間をかけてつくる料理(一人暮らしでは、なかなか手の込んだ料理をしないもので……)。用意してくださった手持ち花火をするために、外に出たけれど、闇の深さになかなか目が慣れず、「これが本当の夜なんだな」と感じました。藤原さんが育てているブルーベリーをもいで、そのブルーベリーの甘さに驚きました。

民泊を通して、「自然の豊かな場所で暮らすってこういうことなのかな」と思いつつ、「今回、私がした体験はいいとこ取りだな」とも思いました。野菜や果物は、時間をかけて育てるものだし、今回は用意されていましたが食材は自分でスーパーに調達しに行かなければならない。『初めて』だらけで楽しいと感じたけれど、『日常』になったらどうだろう、と自分に問いかけていました。それでも、ゆったりとした時間が過ごせそうだと感じる島の生活は、私には魅力的に映りました。

合宿最終日、島を離れるフェリーに乗る前、民泊期間中に撮ってくださった写真を持ってきてくださり、涙を堪えながらお別れの言葉を言いました。3日間しか過ごしていないけれど、本当の家族のようで「まだまだ一緒に過ごしたい」、「また絶対に会いに来るぞ!」と思えるほど充実した時間を過ごしました。乾いた心が潤っていく、そんな感覚でした。

島を離れるフェリーに乗り込んだ後、甲板に出て島にさよならと手を振ろうかと考えましたが、離れていく島を見るのがつらく、客室でじーっとしてしまったことが心残りです。
また、行きたいな。藤原さん、ありがとうございました。
(秋葉)