今日の前半は、『ヨーロッパ思想入門』の輪読をしました。
郷野さんが第二部第五章「イエスの教え」の第三節「神の国」までを要約発表しました。キリスト教の基本的な思想を学ぶ部分で、なじみのない人(私含む)にはピンとこないところもあったようです。次回は第五章の残りと第六章を高橋さんが、第三部第一章を山本さんが担当します。
後半に行く前に、私からプレゼンの仕方のコツを説明しました。話すスピードや視線の配り方などにちょっと気をつけるだけで、プレゼンの印象は大きく変わります。そこで、プレゼン評価用紙を用いて、留意すべきポイントを解説しました。
続いて後半は、秋葉さんと山本さんの読書報告です。聴く人は、上記評価用紙にプレゼンで気づいたところを記入しつつ、耳を傾けました。
山本さん:師岡康子『ヘイト・スピーチとは何か』、岩波新書、2013年
秋葉さん:清水真木『友情を疑う』、中公新書、2005年
質疑応答を経て、聴き手から発表者に評価用紙を渡しました。評価用紙にはネガティブな評価も書かれていましたが、めげずに(?)、自分を客観視してプレゼン技術を改善するヒントにしてほしいと思います。
最初に書いたように、今週はゼミ生6人中3人が体調不良で欠席でした。前期の疲れが出てくるこの季節、体調管理には特に気をつけてほしいと思います。休んだ方、お大事に!
(相澤)